【せどり初心者向け】利益の出る商品とは?その本質と注意点を解説
あなたも一度は考えたことありませんか?
「売れる商品」と「売れない商品」って、いったい何が違うの? なぜ、こんなに明暗が分かれるのか?
物販に取り組んでいると誰しもが一度は疑問に感じるこのテーマ。実際、私自身も何度もこの壁にぶつかってきました。
結論からお伝えすると、売れる商品というのは、 **『お客様の困ったを解決できる商品』**です。
これはよく言われることで、「なるほどな」と納得いただけるかと思います。
でも、それだけでは利益は出ません
せどりにおいては、その“売れる商品”を仕入れたとしても、 利益が出るかどうかは別問題です。
店舗で利益が見込める商品をリサーチ・購入しても、 最終的には次のように分かれてしまいます:
- 利益が残る商品
- 利益が残らない商品
これはすでに商品を仕入れたことがある方であれば、「うんうん」と大きくうなずいていただけるはずです。
ではなぜ、そんな差が生まれるのか?
キーワードは「需要と供給」
すでにせどりを始めておられる方ならお気づきかもしれませんが、
この差を生み出す大きな要因は、 **「需要と供給のバランス」**です。
たとえ人気の商品であっても、供給数が需要を上回ると、 市場にあふれてしまい“どこでも買える普通の商品”になります。 その結果、価格は下がり、利益も出なくなります。
だからこそ、 せどりにおいて「利益商品」を見つけるには、 市場の供給状況=ライバルや在庫の多さを知ることが非常に重要なのです。
【赤字になりがちな典型パターン】
① 自己判断だけで仕入れてしまう
「これ好き!絶対売れるはず!」 という根拠のない自信だけで買ってしまう。 初心者が最初にやりがちな失敗パターンです。
② 利益が薄くても「せっかく来たし」で買ってしまう
Keepaのグラフも動いているし、利益は薄いけど… 「せっかくガソリン代かけて来たし」と仕入れてしまう。 その後、供給過多で値崩れして赤字に。
③ Amazon本体の急な復活
「少し待てば高値で売れるかも」と出品を遅らせていたら、 突如Amazon本体が出現し、価格崩壊。
これ、株でいう“スケベ指し”と同じで、欲が裏目に出たパターン。 私は「回転率重視」が結果的に全体でプラスになると考えています。
回避するためには「供給の把握」がカギ
③を除けば、これらは自分のやり方を見直すことで回避可能です。
繰り返しになりますが、 供給状況を知ることが、仕入れの失敗を防ぐ最大の対策です。
そこでよく聞かれるのが、 「どうやって供給状況を知ればいいの?」という質問。
正直に言うと、 「◯◯だけ見ればOK!」と言えるような万能な方法は、私もまだ知りません。 もしご存じの方がいらっしゃったら、こっそり教えてください(笑)
【現時点での供給状況の調べ方】
以下は、私が実践しているチェック方法です。
- 大手量販店のネットショップで在庫状況を確認
- X(旧Twitter)などSNSでの情報収集
- メーカー公式サイトでの販売状況確認
- 店舗・メーカーに直接電話で確認
- 店舗スタッフとのコミュニケーション(これが意外と効く)
- せどり仲間との情報交換
最初から全部やろうとすると大変です。
まずは、できることから1つずつ取り入れていくのがオススメです。
たとえば、よく行く店舗の店員さんに 「いつもありがとうございます」と笑顔で挨拶するだけでも、
「話しかけやすい人」として情報をもらえるようになったりします。
SNSはハードルが高かったけど…
正直、私はXなどのSNSでの情報収集が最初はかなりキツかったです。 普段からSNSを見る習慣がなかったので、なかなか続きませんでした。
でも、今は情報収集の武器として欠かせない存在になっています。 まずは、気になるせどらーを1人フォローするところから始めてみるといいかもしれません。
おわりに:利益を出すためには情報力が命
「売れる商品」を仕入れるだけでは不十分。
本当に大切なのは、 需要と供給のバランスを意識して仕入れることです。
私も最初は失敗だらけでしたが、少しずつ改善してきました。
焦らず、一歩ずつ、一緒に階段を登っていきましょう。
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