【せどり初心者あるある】「一喜一憂」で心が折れそうなあなたへ|“点”でなく“全体”で見る思考法
◆ 売れない商品に、心が揺さぶられる瞬間
せどりを始めたばかりの頃、よくあるのがこんな感情。
「せっかく仕入れたのに、まったく売れない…」
「価格競争に巻き込まれて赤字…」
「もうダメだ、自分には向いてないかも…」
…はい、私もそうでした。
◆ 冷静に、野球で考えてみよう
ここで、ちょっと野球の話をさせてください。
プロ野球の世界では、打率3割で「強打者」と言われます。
つまり、10回中7回は失敗しているんです。
でも、その3回のヒットの中に、
チームを救うホームランが入っていることもある。
せどりも同じ。
仕入れた10商品すべてが当たるわけではなく、
そのうち数点でも利益が出ればOKなんです。
◆ 点ではなく「全体」で見る力
失敗商品1つで落ち込んでしまう方へ。
「その1商品が赤字でも、月トータルで利益が出ていれば問題なし」
この考え方を身につけることで、
感情に振り回されずに、ビジネスとして向き合えるようになります。
◆ 損切りができないのは“人間らしい”けど…
人間には、こんな心理的バイアスがあります。
心理効果 | 内容 |
---|---|
サンクコスト効果 | すでに使った「お金・時間・労力」を無駄にしたくない心理 |
プロスペクト理論 | 利益よりも「損」の痛みの方が強く感じられる傾向 |
だからこそ、売れない商品を「もう少し待てば…」と手放せず、
結果的に損を膨らませてしまう。
◆ 心理に勝てば、せどりが“仕事”になる
この“損を認める勇気”が持てるかどうかが、
継続できるかどうかの分かれ道になります。
実際、私はこう考えていました。
「評価を積み重ねて、アカウントを育てよう」
お客様からの良い評価を積むことが目的だと思って行動していたら、
利益が出ない商品も「投資」と思えるようになってきました。
◆ 最後に伝えたいこと
- 感情に左右されすぎないこと
- 点ではなく、全体(月単位)で見ること
- 損切りは“負け”ではなく、“次に進むための一手”
この視点を持つことで、
せどりが「趣味」から「継続できる仕事」に変わります。
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