【実録】コロナ禍で始めたAmazon物販|一眼レフカメラが利益を生んだ理由
◆ はじめに
私がAmazon物販を始めたのは、まさにコロナ禍の真っ只中でした。 街に人が出歩けず、まさかの「外出禁止令」が出るなど、世の中が混乱の渦に巻き込まれていたあの時期。
50代の皆さんなら、詳細に語らなくても、あの異常な日常を覚えておられると思います。
◆ 「需要と供給」が大きく崩れた異常市場
この未曾有の事態により、世の中の「需要と供給」のバランスが完全に崩れました。
- 人々が通勤できない
- 工場がストップ
- 半導体が生産されない
- 製品が出荷されない
- 店頭に商品が並ばない
- 商品の取り合いが発生
- 価格が高騰
結果として、**半導体を使う商品を扱えば利益が取れる“物販バブル”**が到来したのです。
◆ 外出できない中、どうやって仕入れた?
当時はネット仕入れが主流でした。特に活用していたのが、 **楽天市場を中心とした「楽天経済圏」**です。
いわゆる「楽天ポイントせどり」が盛り上がり、 ポイント還元と物販の両輪で、誰でも取り組める環境が整っていました。
◆ 私が仕入れていたのは「カメラ」!
これを聞いて「ピン!」と来た方は、きっと以前から私のブログを読んでくださっている方ですね。
そうです。一眼レフカメラ・小型カメラ・ビデオカメラ・プリンターなどを中心に仕入れていました。
中でもカメラ系は、
- 在庫が極端に少ない
- 需要が高まっていた(リモート会議・YouTube撮影など)
という要素が重なり、驚くほど高値で売れたのです。
商品が届く頃には、注文していたことすら忘れているくらい、 当時は発送が遅延していたのも記憶に新しいです。
◆ そして…バブルは終わった
しかし、この状況がいつまでも続くわけがありません。
- 工場が稼働し始め
- 店頭に商品が並び始め
- 商品価格が安定化
- ポイント還元率が縮小
つまり、「楽天せどり」で稼げる時期が終わりを迎えたのです。
何が起こったか?
- 利益が取れなくなる
- 在庫が売れなくなる
- 楽天経済圏の改悪でポイントも減る
結果、私は「楽天ポイントせどり」からの撤退を決意しました。
◆ 今、あの頃を振り返って
当時は「売れる理由」や「供給の仕組み」なんてまったく分かっていませんでした。 ただ、バブルに乗って買って売っていたというのが正直なところです。
でもこの経験が、今の私にとって非常に貴重な財産になっています。
コメント