今日は、私が最近の実践で得た「利益をプラスに転じた学び」を共有します。
あなたも、物販を続けていると、こんな経験ありませんか?
✅ 広告は回しているのに、全然売れない…
✅ 送料無料にしているのに、なぜかライバルに負けてしまう…
✅ 気づけば広告費だけが積み上がっていく
私も実際にこの壁にぶつかりました。
注目したのは「出口戦略=配送設定」
これまで私は、FBAと同じ感覚で「自己発送も送料無料」で長年販売してきました。
(今思えば、完全に思考停止でした…苦笑)
そんな中、「グミ商品」をきっかけに、配送費の設定を変えるだけで売れ行きが激変する という経験をしました。
実際のケース:「グミ商品」での気づき
- 仕入れ価格:1,398円
- ライバル価格:3,100円(送料無料)
- 私の販売価格:2,860円(送料無料)
👉 結果は全く売れず、広告費だけが積み重なる…。
そこで「商品写真の改善」「説明文の充実」を試したものの、効果はいまひとつ。
最終的に試したのが、「商品価格+送料」表示。
- 商品価格:2,480円
- 配送料:660円
- 合計:3,140円
\ するとどうでしょう /
合計はむしろ高いのに売れ始めたのです!
しかも1日2〜3個ペースで売れ、まとめ買いも発生するようになりました。
ここで私は、「送料戦略」がいかに購買行動に影響を与えるかを痛感しました。
🧠 なぜ「送料別」の方が売れるのか?心理的な背景
実はこの現象、行動経済学の視点で説明できます。
- アンカリング効果
人は最初に見た数字を基準に判断します。
→ 「2,480円」という安い価格が頭に残り、送料を足した3,140円も“お得”に感じる。 - フレーミング効果
同じ合計でも「送料込み3,140円」より「2,480円+送料660円」の方が安く見える。 - 損失回避の法則
人は「損を避けたい」心理が強い。
→ 「商品が安いから損してない」と錯覚しやすい。 - 比較優位性の錯覚
検索画面では“本体価格”だけが目立つ。
→ 送料無料の3,100円より、2,480円(送料別)の方がクリックされやすい。 - まとめ買い促進効果
「1個だと送料が割高 → 複数個買えば1送料で済む」
→ まとめ買いを後押しする。
つまり「送料別」というだけで、自然にお客様の購買意欲を刺激していたんです。
✅ 送料を「別に取った方がいい」商品
- 低価格帯のノーブランド商品(2,000円以下など)
- 例:食品・小物雑貨・化粧品
- 「商品価格が安く見える」ことでクリック率UP。心理的に買いやすい。
- まとめ買いを狙いたい商品
- 例:ガム・洗剤・入浴剤などの消耗品
- 「1点だと送料が割高 → 複数買いなら1送料で済む」というお得感を演出できる。
👉 今回の私の「グミ商品」も、この戦略で一気に売れるようになったパターンです。
✅ 送料無料に一体化した方がいい商品
- ライバルが多いジャンル(価格勝負になりやすい)
- 例:ホビー・ゲーム・人気フィギュア
- 検索結果では「合計金額」で比較されるため、送料込みでシンプルに勝負すべき。
- FBAで出す商品
- Prime送料無料が基本で、購入者に安心感を与えられる。
- カート獲得率も高くなり、販売チャンスが広がる。
- プレミア商品・トレンド商品
- 需要が強いため「多少高くても売れる」。
- 送料無料で出す方がスピード感を持って売り切れる。
今回の学び
- Try&Errorを繰り返すことが成果につながる
- 固定観念に縛られず、配送設定を変えるだけでも結果は激変する
- 「送料別」と「送料無料」の使い分けが利益を左右する大事な戦略ポイント
まとめ
広告をかけても売れない商品があるなら、
👉 まず「配送設定」を見直してみてください。
- 送料別で勝負するか
- 送料無料でシンプルに勝負するか
ここを工夫するだけで、利益がグッと変わります。
ぜひあなたも脳みそをフル回転させて、利益アップを実感してください!
「小さな改善が、大きな利益につながります。ぜひ今日から、あなたも一つでも試してみてください!」
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